最後まで全力を尽くす

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先程までテレビで観戦しておりました。
今日から全国高校ラグビー選手権が
自分の故郷でもあります東大阪の花園ラグビー場で開催されおります。

その一回戦の試合を地元TVの録画放送で見ておりました。
天理-山形南。
優勝経験もある常連校。昨年の全国準優勝校を破っての出場と
東北の公立高校の初出場校。

力の差は歴然で、前半終わって50-0とワンサイド。
初出場校の力の差を見せつけられた戸惑い。
そして初めての大舞台での戸惑い。
地に足がついていない、とはこういうことか。というのが
ありありと画面からでも伝わってきました。

そして後半になると常連校は次々と控え選手を出してくるという
余裕の試合運びでそれでも次々とトライを重ねていき
いつの間にやら90-0というどうしようもない点差なのです。

それでも初出場校は後半ラストワンプレイで5分以上かけて攻め込み
なんとかワントライ。ゴールも決めて90-7でノーサイド。
最後は本当怒涛の勢い。そしてトライを決めたあとの大きな歓声。
最後まで全力を尽くす。
この頃すっかり忘れていたものを思い出させてくれました。

もちろん「後がないトーナメント」だから無理もできたのでしょうが
普通なら気持ちも萎えてしまうようなあそこから
ひとつだけでも良いから何かを得ようという気持ち。

本当素晴らしかった。

やっぱり年末年始は高校ラグビーですよね。